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闇金とはひと言で言ってしまえば違法の貸金業者のこと。もう少し具体的に言うと、“無登録業者”および“出資法の上限金利を越える金利を取る業者”などのことを指します。これはどういうことかというと、全ての貸金業者は都道府県や財務省に届出を出し、「利息制限法」「出資法」「貸金業規制法」などの法律に従って営業することが義務付けられています。ところが、どこにも登録がされていない、また法律が守られていない状態で営業が行われている業者のことを、大きなくくりで“闇金”と呼んでいるわけです。ここで気をつけておきたいのが、登録業者でも闇金の場合があるということ。キャッシングする前に必ずチェックしましょう。
貸金業者は広告および店頭にて、登録番号や登録番号の証書を見えやすい場所に提示することが義務付けられています。登録番号は、「都(0)000***号」もしくは「●●財務局長(0)00***号」といったもので、「都」「財務局長」の部分は都道府県や財務局の管轄によって異なります。ちなみに、カッコ内の数字は営業年数を表し、現在は(8)がもっとも古い業者の番号。違法業者などはすぐに登録しなおしたり閉鎖したりするので、仮に登録番号が提示されていてもカッコ内の数字が(1)だったら要注意です。
消費者金融の金利は年利率29.2%まで。手数料なども全てこの金利に含まれる形にするよう法律で定められているので、必ず借りる額に対する諸費用および金利は計算しましょう。
利用額の上限は、50万円まで、もしくは年収の10%以内と法律で定められています。仮に年収が300万円の方の場合、利用限度額はその10%である30万円、もしくは50万円まで。たくさん借りられるからよい業者ではないということを心得ておきましょう。
貸金業者の広告には法律で定められた記載事項があります。適法な広告は必ず各都道府県の貸金業協会にて審査を行い、広告承認番号が発行されています。
「他店利用者大歓迎!」「無条件100%融資」はもとより、「多重責務で困っている方もOK!」「他社で断られた方」「100万円まで即日融資」などの誇大表示は言語道断。全て違法です。
合法の貸金業者なら、必ずきちんとした契約書および明細書が発行されます。それがないということは完璧に闇金の証拠。利息を計算されたら違法だとばれてしまう、そういう証拠が残ってしまうからです。「怪しい」と思ったら、書類の提示を求めましょう。
甘い誘惑、巧妙な手口を見極めよう!!まさかそんな手口で・・・というような手法に欺かれる被害者が後を絶たないのは、世の中にそれだけお金に困っている人がいるから。キャッシングを利用する理由で一番多いのは「生活費の補填」。緊急でお金が必要な時、あるいは突然のハプニングでまとまったお金が必要な時、周囲に頼れる人がいなければキャッシングを利用するのはそれほど珍しいことじゃありません。問題は、“凄く困っている人”に闇金が白羽の矢を立てた時に、本人が藁をもすがる思いで頼ってしまう、あるいは甘い誘惑に乗ってしまうことなのです。
何としてもお金を借りてもらいたい、あわよくば骨までしゃぶり尽くしたい、そんな下心があっても、闇金だってバカじゃありません。最初は優しい笑顔で近づき、少しずつ抜け出すことのできない落とし穴へと引きずり込んで行くのです。
以下は典型的な闇金の手法ですが、その手口は日々、進化しています。最低ラインのチェック項目と心得ましょう。
【どんな人でも断りません!他社で断られた人もOK!】
このような広告表現は、貸金業協会の広告自主規制のガイドラインでできないようになっています。定期収入のない人(返済能力のない人)や、既に借金を重ねて首が回らなくなっている人にお金を貸すことは、踏み倒される可能性があるので貸金業者にとってもハイリスク。現実的には不可能な話なのです。それを問わない、というのは何かウラがあると考えてまず間違いありません。
【借り入れ件数、気にしません!】
こちらの広告表現も貸金業協会の広告自主規制ガイドラインで禁止されている表現です。それぞれの貸金業者に借り入れしている金額は少額でも、借金の全額+利息でかなりの金額に膨れ上がっている人もいます。それを気にしないで営業できる業者などありません。
【どこよりも低金利で安心!】
オープン記念などの名目で1~10%の低金利で融資するなどとうたっている広告がありますが、銀行系貸金業者ですら無担保・無保証の場合は 15~18%の利息を取るわけですから、無名の業者がひと桁の金利で営業を続けていけるはずがありません。うまい話はない、とキモに銘じましょう。
【高額融資で借金一本化!】
無担保・無保証での融資は、法律で上限50万円もしくは年収の10%と法律で定められています。 実際は数万円を法外な高金利で貸付け、更に融資するには保証金が必要などの理由をつけてお金を入れさせて、トンズラ、なんていうケースもあるので要注意です。
【資料代・調査費を請求!】
借り入れの際に資料代、調査費などを請求。実際は何の手続きもしないで放置されるケースがあります。
【「他社を紹介」、で法外な手数料!】
その条件では貸せないが、借りられる別の貸金業者を紹介するなどと言って、手数料を取る闇金も。
【登録情報を変更します!】
登録情報を一度、抹消して、借入枠を広げるなどの甘い誘いで手数料を要求する詐欺。実際には一度登録された内容を消したり操作したりすることは不可能です。
【カードで購入した商品を安く引き取る】
貴金属類やパソコンなど高価なものをカードで買わせ、それを半分以下の低価格で買い取るもの(全額の清算は後日、などと言われる)。手元には少額の現金が入るが、カードの債権が残る手口。】
【多額の保証金を要求】
信用度を上げるために保証金が必要などと理由をつけて、多額の保証金を要求。その後、融資が行われずに逃げられる場合多し。
闇金、とひと口に言っても種類はさまざま。みんなが同じ手口を使ってはすぐに悪徳だとバレてしまうこともあって、日々、進化を遂げています。ここでは、代表的な闇金業者の種類をご紹介しましょう。
【紹介屋(コーチ屋)】
「あなたは他店からの借り入れが多いので、融資ができない。関連会社で融資ができる業者を紹介します」と言って、実際はまったく関係のない業者を紹介し、その手数料を稼ぐ業者のこと。
【整理屋】
多重債務者にとって、借金の整理は悩ましい問題です。「借金整理の有利な交渉方法を教えます」「債務を整理してあげます」など、悩みにつけこんだ誘い文句で誘惑し、関係のない業者や名前を貸しているだけの弁護士の連絡先を教えて、実際はなにもしない業者のことを指します。
【買取屋】
多重債務に苦しむ人に、クレジットカードで貴金属やパソコンなど高価なものを購入させ、商品を換金する手数料として法外な金額を請求する業者のこと。中には、後で全額を清算するなどの嘘をつき、一時金として商品購入にかかった金額の一部を支払い逃げる業者も。後に残るのはクレジットカードの債務のみ、という形に。
【貸手形屋】
関連会社の手形を貸し、それを担保に他の貸金業者で借入ができるというふれこみで多額の手数料を請求してくる会社。実際に後に送られてくる手形は休眠会社などのもので、担保になるようなシロモノではありません。
【090金融】
広告や勧誘のチラシに090から始まる携帯電話番号の連絡先しか記載していない業者のこと。貸金業者は住所、登録番号、電話番号、正式会社名、商品情報、貸付条件、登録番号は法律上、記載することが義務付けられており、携帯電話の番号のみの場合はほぼ違法業者と思って間違いありません。決まった事務所がなく、摘発が難しいことから問題になっており、とりわけ取立てが厳しいのも大きな特徴です。
いざサービスを利用してみて「おかしい!」って思ったら迷わずに家族や信頼できる機関(国民生活センターや社団法人全国貸金協会連合会など)に相談をしましょう。
・利息が、手数料なども含めて年率29.2%を超えてしまった!
・言われるがままにしていたら、天文学的な借金に!
・夜7時以降に取立て電話がかかってきた!
・家族や仕事のことで脅された!
・家族など本人以外に借金を返済するよう求められた
【相談できる機関】
国民生活センターhttp://www.kokusen.go.jp/
日本消費者金融協会http://www.jcfa.net/






